2012年12月22日土曜日

麻酔と手術室での様子

<2012年12月14日(金) 討ち入り【2】>


Kさんが重大な忘れ物をしてしまったらしく(^ ^)、「ちょっと待っててね」と言われ、イスに座っていると
(↑こういう感じだったので、本当に緊張って感じではなかった ^ ^)
手術室看護師2名と、麻酔科Dr.Yがやってきました。

 昨晩は良く眠れたか、今の体調、そして婦人科の手術で間違いないかを看護師さんが確認。
そして、今着ているもの(パジャマとか下着の枚数)チェックもします(手術後にまとめて返ってくる)。

と、そこへ通りかかったのはDr.A(青い手術着姿)。
立ち止り一瞥し(私がメガネだったので、一瞬分からなかった感じ)
「よろしくね~」(か、かるい)と言い残し、去っていきました。無精ひげver.だった。

Kさんが戻ってきて、患者IDの確認などをして、いざ手術室へ。
手術室看護師さんに連れられ、一番奥の9番へ入室。なんだか入り組んだ建物構造です。

手術室看護師さんは、ものすごく穏やか&無駄のない動きで、安心感が半端ない。

明るい室内をきょろきょろすると、Dr.Qが私のMRIを見ています。立ち会うのかな?

 
ステップを登って手術台に腰掛け(手術台は結構高い)、上に着ているものを脱ぐ
すると、目の前でDr.AがBGMのCD選択をしてる……。っぽいなぁ( ´ 艸`)
こんな観察しておいて人のこと言えませんが、Dr.Aって緊張することあるのかな?

手術台の上に横になると、麻酔科Dr.Mがやってきました。ネックレスがちゃらちゃら

麻酔科Dr.Yが「麻酔(静脈麻酔)入れます」と、点滴の管からなにやら注入

Dr.Aが「先生、もう自己血いれちゃって」と言っている
(注射痕がどこにもないけど、自己血ってどこから入れるのでしょう?)

左側を下にして、背中を丸めるように指示。目線はおへそへ
背後でDr.Mが透明のビニールシートみたいなものを背中に貼りつけて、ガサゴソしている感じがするのですが
私にはどんな施術を行っているのか、まったく分からない。
(↑硬膜外麻酔のため、注射針を背中から入れているんですが)

実はこの時すでに、脳貧血に近いというか、耳が遠いというか、ふわふわ感がありました
そして手術室看護師さんが、ずーっと私の両手を握っていてくれて、なーんにも心配いらなかった。

痛みも衝撃もまったくゼロで、硬膜外麻酔の処置が終わったようで、あお向けになって……
そこから記憶がございません。


手術担当者全員から自己紹介がある場合もあるみたいですが、なかったです、私の場合。
っていうか、麻酔の効きが良すぎたのかな??
それとも、バタバタしていたから、そんなヒマなかった??

というわけで、どのDr.が立ち会ってくれたのか、知らぬまま手術を終えました。
(術後、Dr.QとLが「立ち会いました」とあいさつにきてくれましたが
これで全員なのかどうか、いまだに分かりません ^ ^;)

意識が途切れるまで、下の着衣はつけたままでした。
手術開始時間は11時ちょうど、だと聞いています。

ここから麻酔が切れる時間も含め4.5時間、Dr.Aの大捕物は続きます(・ω・ノノ"☆(・ω・ノノ"☆(・ω・ノノ"☆

4 件のコメント:

  1. AYAKOさん、冷静!そしてすごい記憶力!
    私、オペチームの方々のお名前なんて全く記憶にありません(笑)
    Dr.Aは当たり前だけど、助手のDr.S(男性です)だけしかわからずでした。

    >「よろしくね~」(か、かるい)
    わかります!超軽いノリでした、私の時も。
    BGMってやっぱりかかってたんですね?(私の時は???です)
    オペの時にBGMを流すDr.って結構多いと聞きました。
    余裕あるなぁって感じですね。

    >Dr.Aって緊張することあるのかな?
    ほんと、いつも私もそう思います。
    手術実績もハンパないだろうから、百戦錬磨なんでしょうが。。。
    でも、私の点滴を刺す前に「緊張して失敗したら嫌だから」と言っていたのを思い出して、
    点滴で緊張なんてちょっとだけおちゃめ♪と思いました。
    (そのあと「でも自信あるけどね」と何気にアピってましたケド・笑)

    討ち入りシリーズ、おもしろーい(ごめんなさい・笑)


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    1. 緊張する間もなく手術に臨むことになったので
      自分でも、よくこれだけ冷静でいられたな、と思います。
      そして、めったにあることじゃないので
      しっかり覚えておこう、とめちゃめちゃ観察しました(^ ^)

      Dr.Aのおちゃめな部分、なんだかほっこり~。
      Dr.Aといえども、緊張しないことはないと思います。
      でも、実績を積んできているから、自信が上回るんでしょうね♪

      おもしろく読んでいただけたなんて、うれしいです!
      だってムダに長くなっているので……。
      marumiさん、いつもコメントありがとうございます♡

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  2. お帰りなさい。退院おめでとうございます。
    腹腔鏡で出来てよかったですね。お疲れ様でした!
    お互い無事で何よりですね!冷静な観察素晴らしいです。私は緊張でガチガチでしたよ。

    手術時間も出血量もビックリしました。
    同じ手術かと思ってもやっぱり、違うのですね。
    私は、1.5時間で出血は200mlでした。自己血800とったけど、1本の残った分だけ、手術後そのままなくなるまで戻されてました。
    私の場合は、背中の麻酔入れるの痛かったです。背中に入れる麻酔の麻酔があってどっちが痛いのかよく分からない状態でしたが(-.-)酸素マスクして1.2.3数えた後から記憶ありません。
    あと手術台に床擦れ防止のマットを引かれました。暖かくて低反発みたいなふわふわした感じでした。
    まだ実験的みたいで、終わったあとにアンケートをとる許可ありました。
    手術後のその日が一番辛いですよね。私は、動くと痛むし、自分で寝返りうまくうてませんでした。痛み止めの座薬いれてもらいましたよ。嘔吐したりで寝れませんでした。
    部屋は、入院前日に連絡がきて、大部屋希望でしたが個室しか空きがなくて結局個室でした。結果的には、キレイだし、テレビのイヤホンいらないし気を使わないし、家族もゆっくりくつろげたみたいだったので個室でよかったような感じでした。予定より、お金はかかりましたが(--;)
    ほんと、Dr.Aは凄腕なんでしょうね。出会えてよかったです。巨大な筋腫なのに出血量の少なさに私は驚きました。
    私の時も、BGM流れてましたよ。
    なんの曲かは、分からなかったけど(>_<)
    また、続き楽しみにしてますね。

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    1. 慧さん体調お変わりありませんか?
      18日に術後診察とのことでしたが、無事終わりましたでしょうか?
      私は25日に行く予定です(一緒にならないかな~、と思いまして)

      同じ大きさの筋腫だと思ったのに、ぜんぜん違うものですね!
      研修医K先生の話では、「筋腫核出手術では、執刀医がうまかろうが
      へただろうが(笑)、出血はものすごい」ということですよ。
      ただ、Dr.Aは「本当は貯血は必要ない」と言ってましたね……。
      慧さんの筋腫は、できている場所が良かったのかもしれませんね。

      私、痛いのは本当に苦手なので、硬膜外麻酔が無痛(無感覚)で
      とっても助かった~と感じています。麻酔医Dr.にも感謝ですよ。
      これも人によって違ってきそうですね。

      そして術後の経過も、私と慧さんではだいぶ違います。
      引き続きアップしますので、比較してみてください(^ ^)

      慧さんの入院・手術の状況を教えていただけて
      今更かもしれませんが、勉強になりました。ありがとうございます!!

      私も、もし次回入院することがあれば、個室もいいなぁと感じました。
      大部屋も悪くないんですけど、どうにも眠れませんでした(^ ^;)

      Dr.A、どんなBGM流していたんでしょうかね?
      次回、聞けるような雰囲気だったら探ってみましょう( ´ 艸`)

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