2013年1月29日火曜日

入院よもやま話 ~ごちゃまぜ編~

入院時、私は必要最低限の物しか持っていきませんでした。
ですので、私の持ち物はあんまり参考にならないと思います。ごめんなさい。


入院時の服装ですが、退院時もそのまま同じものを着て帰ろうと思い
サスペンダー付きのウエストがゆるめのパンツを選びました。


ペットボトルストローは、私の趣味に合わず(入院なのに、おかしなこだわりです(=´Д`=)ゞ)
ワンダーフォーゲルが愛用していそうな、ウォーターバックなるものを購入するも、結局使わず。
コメントをいただき、やっぱりペットボトルストローはあると便利だと感じました。
術後、歩けるようになってからも、起き上がるのはひと苦労ですから。


パジャマは、腹腔鏡手術ならば(入院期間が短ければ)1着を着まわしでもいけるかなー。
(手術後は浴衣みたいな療養ねまきを着せられていて、術後1日目にパジャマに着替えた)
ただし、私はけっこう汗(寝汗も)をかいたので、ちょっと気持ち悪かったです。
あと、病院貸出パジャマが圧倒的多数でした。

余談ですが、お向かいの患者さん(開腹術)は、パジャマのゴム口が傷に当たって
相当痛みを訴えていました(原因はパジャマだけじゃないと思いますが)。
大きめサイズ、もしくは着慣れたものがいいかもしれません。
(と言いつつ、私はジャストサイズの新品を購入して着てたのですが……)


「どうせ1週間だし」と思い、テレビも冷蔵庫も使用しませんでした。
川崎病院は、専用カード(テレビ・冷蔵庫・洗濯機共通)を購入して使用します。
私が使用しなかったからか、冷蔵庫の電気が一定周期でついては消え、眠りの妨げになったー。


食事は、給仕のおばちゃんが運んできてくれます。
術後1~2日目は、ベッドの上にテーブルを出して(←ひとりで準備は無理)食べ
その後は、床頭台のテーブルを引き出して、ベッドに座って食べてました。
食後は、おばちゃんがトレイを回収しにきてくれますが
廊下やデイルームに運搬台があるので、自分で下げたりもしていました。


トイレと洗面台は病室の入り口にひとつずつ。不思議なもので、順番待ちはなかったです。
(頃合い、というか他の方の気配をうかがって、使用してたんですけどね ^ ^)
デイルームの前に共用のトイレがあり、そこが妙に落ち着く感じで、愛用してました。


同じ病室での出来事はいやがおうにも耳に入ってきます(笑)。カーテンは閉まっているけど。
私と同日に開腹手術を受けられたお向かいさんの、痛みを訴える声だったり
(マジメに心配したけど、自分もあんな痛みがでるんじゃないかという恐怖感もあった

隣の患者さんとDr.が年齢の探り合いをしているのが聞こえたり(ちょっと微笑ましいo(゚▽゚o))
各担当Dr.や看護師とのやり取りも丸分かり(私の時は、4名全員別々のDr.の担当患者)。
同室の方と偶然出くわしたら挨拶はしましたが、お話するほど仲良くはならなかったわー。


頻出単語である「床頭台」とはこの机のこと。
それにしても、散らかってますね(^ ^;)
奥に見えるスカスカの棚に荷物を詰め込む。
ある朝のご飯。色がとんじゃって、よく見えません。
元気とは言え、気合い入れて写真撮る気にはなれませんでした。
そういえば、持ち物としてデジカメ持ってきました。



2013年1月23日水曜日

術後40日、健康診断を受ける

入院よもやま話」の続編を書こうと考えているのですが、その前に今日のできごとを。

術後1カ月ちょっと(術後40日)を経過した本日、会社の健康診断を受けてきました。
もちろん婦人科検診も忘れずに。


したところ、体重は昨年比で1kg減。入院時(昼食後で服も着てた)の測定値よりも2kg減でした。
というわけで、筋腫は1kgぐらいあったんじゃなかろうか?


肝心の婦人科検診は、子宮頚がんと超音波検査と内診。
川崎病院での最後の診察時、Dr.Aは超音波モニターを私には見せてくれなかったので(´・ε・`)

術後に自分の子宮画像を見るのは初(っていっても、エコー画像見ても良く分かんないんですが)。


なんだか白っぽいブツブツが映っており
Dr.曰く「筋腫なのか、手術痕なのか、今は(術後1カ月なので)判断できません。
だから子宮筋腫疑いってことで返して(結果用紙に記入して)おきます」とのこと。
子宮の大きさは、まだやや大きめだそうです。


白いブツブツ……まぁ、きっと縫合糸なんじゃないかな? (←テキトー)
でも、せっかく手術を終えたのに“疑い”ってのも、なんだか寂しい
(○´・ω・`)
既に治療が完了していることを告げると、次回の生理の様子を見て、手術前と比べて量が多かったり
何か気になる変化があれば、主治医に診てもらったほうが良い、とのことでした。


※ ※ ※ ※ ※

今回の検診を受けてみて感じたのですが……やっぱり若い(←ここ重要)女性Dr.っていい!
テキパキしていて、診察(内診もとっても上手で、痛みなんてぜーんぜんなかった)も説明も
無駄がないし分かりやすい。
キレ者なんですよねー(Dr.QとLを思い出す)。
そして、私にはとーっても話しやすい(研修医Kも質問しやすかったなぁ)。
今日のDr.どっかのクリニックで働いてたら、そこに通いたいわ……と本気で思った。


あ、決してDr.Aと比べてどうこう言っているわけじゃないです(○´ω`○)ゞ
Dr.Aにはホントにマジメに感謝してますし、スゴ腕に間違いないし
いろいろとおもしろい、いえ尊敬することしきりで、できればまた診ていただきたい。
ですがひとつだけ。実は退院前の超音波検査が……

しょーじきこころのなかではやくおわれーってさけんでいたわたしなのでしたよ。なんかおもいだした。だそく。

2013年1月20日日曜日

入院よもやま話 ~持ち物編~

荷物をできるだけ少なくしたかったので、特に下着・衣類は必要最低限に抑えました。
(私の場合、洗濯を母に頼むことができたので助かった)
参考になる……気がしません(〃´・ω・`)ゞ

 持ち物 コメント
 洗面用具一式 タオル、洗顔石鹸、あぶら取り紙、手鏡とかもろもろ
 泡だてネット 洗顔もそうですが、傷は泡で押し洗いするのであると便利
 シャンプー、リンス 試供品でもらったやつ
 石鹸(体用) 泡立ち、大切です
 その他トイレタリー リップクリーム、目薬など。ハンドクリームは塗る間もなく退院
 歯ブラシセット 歯ブラシ用のプラスチックのコップも
 バスタオル 1枚を使いまわし。病室にかけておけば乾く
 ビニールバック シャワー室へ行く時用
 パジャマ 2セット。病院貸出のものじゃないと、いい意味で目立ってよかった
(他の患者さんと間違われにくい ^ ^)春夏用で十分過ごせる
 カップ付きキャミソール 2枚。洗ってもらって着まわし。もうちょっとあってもよかったかも
 生理用パンツ 1枚。普段使用しているもの。ゴム口が傷に当たっていたみたいだけど
特にそれで痛みが出ることはなかった
 生理用ナプキン 枚数は忘れた。1日1枚あれば足りたから5~7枚!?
 布バック 1枚。生理用品を入れておくためのバック
 腹巻きパンツ 2枚。傷には触れないし、ゆるゆるしてるし、あったかい!
 ジャージ(上着) 病棟内は暑かったので、あんまり出番なし。でもあると安心
 スリッパ ルームシューズみたいなやつ。普通のスリッパでも大丈夫な気がした
 ハンカチタオル 3枚くらい。洗ってもらって使いまわし
 ポケットティッシュ 3つ。ボックスはかさばるので。看護師さんに分かる位置に置いておくのがよい
 マグカップ デイルームでお湯をいれて、紅茶飲んでました
 ストロー 1本。マグカップとセットにして、スタンバイしとくのが正解
 ティーパック デイルームにお湯あります
 ふりかけ というか、抹茶塩(笑)。そこまで出番なかったです
 携帯型ウォーターパック ペットボトルストローの代用品。でも使わなかった(めんどくさがって)
飲み物は、その都度起き上がって飲んでました。大変だった……
 ワイヤーハンガー 2本。ただし、ロッカーに3本すでにかかっていたので出番なし
 ポシェット 財布とか貴重品入れ。最初はかけて歩いていたけど、最後は置きっ放し
 腕時計 常に時間を把握したいのであれば、置時計のほうが◎
 iPod テレビを見なかったので、イヤホンコードも短めで問題なし。
横になってテレビを見たければ、長めのイヤホンが必要です
 メガネ&メガネケース ケースがあれば、手術室までメガネをかけていくことができる
 ケータイ 病室でも使えます。本当はダメなんでしょうけど
 充電器 床頭台をはじめ、電源は3か所ほどあったような
 ノート 手帳サイズの小さいもの。日々の記録帳
 筆記用具 同意書にサインしたりするので、ボールペンはあったほうがいい
 クリアファイル プリントいっぱいもらいます
 本 2冊。術後は体勢が落ち着かないので、あんまり読む気になれず
 デジカメ(1/30追記) いっぱい写真撮ろうと思っていましたが、なぜかそんな気になれなかった。ちょっと後悔

2013年1月17日木曜日

急な話で恐縮ですが

いつもこちらにコメントをくださるmarumiさんと
今週の土曜日(ってあさってなんですが ^ ^;)にランチすることにしています。


せっかくですので、もし都合のつく方がいらっしゃいましたらご一緒しませんか?

●日時:1月19日(土)12時半
●場所:アンノンクック(神宮前)


お手数ですが、ご参加いただける方はコメント欄からご連絡いただけると助かります。

思いつきでスミマセン。急な告知でゴメンナサイ。
あ、誰でもウェルカムです。歓迎いたしますよ~☆

2013年1月14日月曜日

あっという間に術後1カ月

早いもので、手術から1カ月を迎えました。
セールに出かけるほど元気です(^ ^)


<傷痕>
先週くらいまで傷痕がボコッとしていて衣服に当たり違和感があったのですが、それも消えつつある。
(↑内部の縫合痕がボコっとベルトとかに触れて、硬いしこりがある感じだった)


1月に入ってから傷痕のかさぶたが取れはじめ、1/9(術後25日目)にかさぶたがすべてなくなりました
ゆるめタイプのパンツ(&ショーツ)から普通タイプのパンツも大丈夫になった。

ただ、くしゃみをすると、傷痕付近の筋肉が使われているのがよーく分かります。
また、手術後は傷周辺の皮膚感覚がほぼありませんでしたが、それも戻ってきました。
(切開により一時的に神経が傷つくけど、神経は徐々に回復する)


手術時の(アルコール)消毒のためか、長らくお腹の表面の皮膚がかさかさ白くなっていましたが
それも収まりつつある(あんまりにもひどかったので、アルガンオイルを塗ってました)。

痛みは……「あれ、ちょっと痛いかも」と思うこともありますが、心配するほどではないです。


<リュープリン副作用>
8~11月にかけて、リュープリンを4回注射しています。
まだ残ってます、ホットフラッシュが。
筋腫がまるごと摘出され、作用対象(って、あんまり効いてなかったけど)がなくなったからか
朝方、布団にくるまってウダウダしている時も「あっつ」と感じることがしばしば。
(私の『自律神経リラックス論』が崩壊中)
暖房が効いている場所や、ちょっと緊張を強いられる場面で、首の後ろに汗がじっとり。



<生理>
最後のリュープリン注射が11月下旬なので、リュープリン後2カ月ほどが経過してます。
まだまだ来る気配がなさそうです。
先週から基礎体温をまたつけ始めたのですが、低体温のまま推移していて変化がない
そんな長い期間、偽閉経にしていたわけではないですが、体が忘れちゃうことがあるらしいですね。
っていうか、体よりも私が忘れかけてるんですけど(^ ^;)

いや~、本当にラクなんですよね。この状態が……。願わくば、もうちょっとお休みしていてほしいなぁ。


<体調全般>
強いて不調を挙げれば、ごくごくたま~に立ちくらみがあること。
足どりは本当にしっかりしてきて、速度も戻ってきました。小走りもOK。
変に傷をかばわなくても大丈夫になってきたので、腰や背中の痛みももう出ません。
仕事も普通にやってますし(ただし集中力がかな~り低下中……これは単に私の気の持ちよう!?)
残業もアルコールも解禁しました。完全復活かな~。

2013年1月6日日曜日

最後の診察・ありがとう、さようなら、Dr.A【2】

<2012年12月25日(火)【2】>

続きです

そして超音波検査へ移ります。
前にも書きましたが、この診察室で1度も内診をしたことがないため勝手が分からない。
内診台に乗っていいのか分からず、カーテンから頭だけ出してきょろきょろ(笑)してたら
看護師さんに「あ、ごめんなさいねー。どうぞ腰かけてください」と言われる。


Dr.A:「傷をみせてね。ここ(2cm)は大きくなっちゃったけど、キレイに治るはず。
うん、子宮もキレイになってる! まぁ、あれだけのもの(笑)を採ったから
すっかりキレイってわけにはいかないけどねー。
でも、これなら1年に1回、検診を受けてもらえば問題ないと思う。
残念だけど、再発の可能性はあるからね。質問ある?」


私:「今後気をつけるべきことはありますか?

Dr.A:「ない(キッパリ)。今までどおりでいいよ。
そうだね、せっかく頑張って子宮を残したから
(ってさらりと言ったけど、もしかして核出もギリギリだったのかな……)
日本の未来のために、子ども産んでね(←ふふふ、えらい壮大な話だなぁ)。
そのために手術も頑張って乗り越えたわけだし。
でも残念だけど、その時は“帝王切開にしてって言われた”って言ってね」


私:「分かりました。……でも、そんな予定ないです」

Dr.A:「あはははは(Dr.A大爆笑です。思いっきり笑いすぎて声がでかい)!
そうか、予定ないか。あはははは(まだ笑ってるし)。
他に質問ある?」


私:「先生、手術大変でしたか? よく開腹にならなかったなぁって思って」

Dr.A:「難しかった! 僕めったにそういうこと(開腹にするとか)言わないけど
今回ばかりは“五分五分かな~”って思ったよ。すっごい集中した」


私:「そうですか。ありがとうございました(←あっさりしすぎですね)。
……あのぉ、くだらないこと聞いてもいいですか? (いいよ~、とDr.A)
手術中、何の曲聞いてたんですか?」


Dr.A:「あはは(ビックリしたらしく、マスク外した)。えっ、何か聞こえてたの?」

私:「いえ、そうじゃなくて、目の前でCD選んでいるのが見えたから」

Dr.A:「あの時は何聞いてたかなー? 確か、最初はアップテンポのハウス系で
次は心を落ち着けるために(笑)クラッシックにしたかな」


なるほどー。ハウス系チューンで心身ともに加速した状態が続いたら、開腹になってたかもなぁ。
クラッシックに感謝すべきかも。いや、Dr.Aにもっと感謝すべきですね。


Dr.A:「何かあったらいつでも来ていいからね」

というわけで、子宮筋腫治療のための約1年(川崎は8カ月)にわたる病院通いは終了いたしました
最終的に摘出した筋腫は何gほどだったのか(写真は撮ったけど)、生理の再開はいつごろなのか
くだらない質問をしたせいで、聞き逃しました。

参考にならずすみません……って始めから、あんまり参考になるようなことを書いていませんが。

※ ※ ※ ※ ※

初診こそDr.Aの自信あるある発言に圧倒され楽観的だったわけですが
リュープリン注射治療後に、筋腫の大きさが全然変わっていないことが分かると
Dr.Aも私も、とてもじゃないけど和やかに笑って話せる雰囲気ではありませんでした。

正直に言いますが、Dr.Aも若干トーンダウンしたように私は感じていました。
初診時の自信あるあるっぷりはちょっぴりなりをひそめ、当たり前ですが真剣そのものだった。
(ん? これが本来あるべきDr.と患者の姿かしらね??)


そんな重苦しさから一転、最後の診察は、Dr.Aも本当に安心しきった様子でした。
だって、あんなに大笑いされるとは思わなかったし(姿勢からして超リラックスしてた)。
恩着せがましいようですが(笑)、私の手術をやり遂げたDr.Aは、さらに自信をつけたんじゃないかなー、なんて。

こんなこと、Dr.Aには口が裂けても言えませんけどね♪
(とんだ上から目線でスミマセン)

最後の診察・ありがとう、さようなら、Dr.A【1】

新年一発目にして、なんとももの寂しいタイトルになっていますが(;^ω^A
退院してから1週間後に行われた診察の様子です。


<2012年12月25日(火)【1】>
診察にはまったく関係ありませんが、世の中はクリスマス。

この日のオーダーは採血→診察だったため、診察予定時間の1時間前、10時40分ごろ病院に到着。
採血室は空いていて11時ごろに採血終了。

(またしても「ものっすごい手が冷たい」と突っ込まれる。冷え性なのかな?)

婦人科に移動して診察の順番を待つのですが……12時になっても番号が表示されません。
結局、最後の診察にして一番待つ(2時間半)ことになってしまいました。


どうやらDr.Aに急患が入ってしまったらしく、他のDr.A患者も待ちぼうけで
看護師さんが「お待たせしてすみません。間もなく診察を再開します」と言いにきた。


そうこうして、やっとのことで診察室に入ると「顔色いいね~。これなら大丈夫そうだね」とDr.A。

Dr.A:「どう? グッド、グッドなんじゃない?」

私:「ええ、グッドです」

Dr.A:「これがやっと出てきた血液検査の結果ね」

待つことになったのは、Dr.Aの急患もあるけれど、私の血液検査にも原因があったよう。
赤血球(RBC)がL、血小板(PLT)がH(超オーバー)で、しかも“再検査済み”とコメントがある。
でもDr.Aは「問題ないね~」とぜんぜん気にしてない様子です。

私も、ごく軽い立ちくらみはありましたが、困るほどではなかったので、突っ込みませんでした。

Dr.AからPC画面を見せてもらうと、筋腫の病理検査の結果が書かれていました。
子宮平滑筋で良性腫瘍”という所を指して、「ここだけ読んでもらえば大丈夫かな」。
筋肉だったのか……脂肪かと思ってた(←Dr.Eは「筋肉だよ」って教えてくれていたのに)。


続きます