2012年11月28日水曜日

予約ないけど診察へ

2012年11月27日(火)

血管迷走神経反射は病気ではないこと、そして甘ったれと思われても何なので
このことはDr.Aには話していません。

しかし、自己血輸血はあと1回残っているし
寝ている状態で貯血してもやっぱり反射(脳貧血)が起こってしまったことを考え
これは早いうちに話をしておいたほうがよい、と私の本能が訴えている気がしてきました。

次回の自己血輸血時にDr.Aとは話せることは話せるのですが
最悪、気分が悪すぎて話せないってことも十分あり得る。アリエルは人魚、って遊んでる場合じゃありません。
そしてもうひとつ。
自己血輸血の時間を一番最後にしてもらいたい。
でないと、他の予約患者さんが待たされちゃう&恐怖を植え付けてしまいそうで気の毒だから。
(あの病院、診察室&処置室で話されている内容、外でも結構聞こえるから)

というわけで、アポなし診察を受けることに決めました。
待たされるのは覚悟の上。

※ ※ ※ ※ ※

病院に着いたのは9時10分ごろ。そして9時45分には呼ばれました。
早い。予約なしなのに超ラッキー☆
……なんですが、予約されていた方、ごめんなさい!

Dr.A:「ども~。この前なんかトラブった? 今日はそのことだよね!?」
コクコク、思いっきり頷く私(トラブル、ではないような気がするけど)。
電子カルテで情報は共有されていたようです(当たり前か)。

Dr.A:「もしも(貯血が)どーしてもダメならば
採血とは反対側の腕に点滴しながら採るって方法もあるんだけどね……」

Dr.Aってば、私が「もう貯血はイヤ! 次やめたいです(涙)」って訴えにきたんだと思ってるようです。
まぁ、この状況ではDr.Aのように考えるのが自然というもの。
でも今日の議題はそこではないのです。っていうか、私がちゃんと言わねばいけませんね。

私:「あ、いえ、ちゃんとお話をしておくべきでしたね。すみませんでした。
あの、こういうこと(脳貧血)は良くあることなんです」

Dr.A:「良くある」

私:「はい。だから私は慣れっこなんです。けれども周りは心配しちゃうから……。
貯血はやります。でも次回、周りの方にはあんまり心配なさらぬようお願いしたいんです」

Dr.A:「分かった。ちゃんと伝えとく。
そうだね。点滴はちょっとやりすぎかもね。
来る前にポカリスエットをペットボトル1本飲んでくるといいよ」

お気づきかもしれませんが、Dr.Aには「貯血を見送る」という選択肢はありません。
ダメなら点滴を入れながらでも血を貯めろというスタンスであります(注:そんな厳しい言い方じゃまったくないけど)。
その理由はやっぱり私の手術にあるわけで……。

Dr.A:「本当はね、この手術(腹腔鏡)では貯血なんて必要ないの。
でもねー。僕こういうおどかすようなことはめったに言わないし、不安がらせても何なんだけど
あなたの手術はちょっと心配だから。貯血があれば……なんて言うか、僕も安心なの。
(MRI画像をパラパラ見ながら)リスクの手前の手前で(←増えた)判断して、開腹に切り替えるから

※ ※ ※ ※ ※

私は子宮筋腫による症状に悩まされているわけではありません。
でも、いざ腹腔鏡手術を受ける段階になってみて、かな~り煩雑な思いをしています。

何度も繰り返しになりますが、症状がないからって子宮筋腫を放っておいていいことないです。
筋腫が小さければ、リュープリンも必要ないかもしれないし、腹腔鏡で傷は小さく済むし、自己血も必要なし。
あ、でも、Dr.A曰く「子宮筋腫はあるからって必ずしも治療しなきゃいけないものじゃないと思うの」だそうです。
(私の場合は「でもこれはね……」が続いたわけですが)
症状がないからといって、シロウト判断は避けたほうが無難です。

開腹じゃなく腹腔鏡を希望したということもあるけれど、今私はずいぶんと遠回りしている気がしてます。
「人生のいい勉強になったでしょ?」って自分には言い聞かせてますケド(笑)

長文、失礼しましたー。

2012年11月24日土曜日

最難関!? きょーふの自己血輸血 1回目

2012年11月22日(木)

血管迷走神経反射が過剰な私が、果たして自己血400mlを採れるのだろうか。
心配だけど、Dr.と看護師さんに見守られているわけだし大丈夫
そう自らに言い聞かせて貯血に向かいました。


<準備>
まずは血圧測定。至って普通ですが、緊張からか脈拍がちょっと早め。
その後、体温計を渡されるので熱を測ります。発熱時は採血不可。
つい4日前にあった38℃がウソのよう。平熱です。よしよし。


15分ほど受付前で待ち、名前を呼ばれて処置室へ。ベッドが置かれている狭い部屋です。
「完全に横になった状態だし、こりゃ平気だわ」って思いました。


器具の準備は看護師さんが、針を刺したり状態管理は専門のDr.が行います。
Dr.は若くてちゃきちゃきした美人さん。Dr.LadyでDr.Lとしましょう。
Dr.Lが来るまで、ベッドの上で15分くらい待ちました。
超リラックスして、男性Dr.と看護師さんの世間話に耳を傾ける
( ´ 艸`)


<採血(貯血)開始>
Dr.Lが到着。念のため、十数年前に献血(200ml)で気分が悪くなった(本当は失神)ことを伝えます。
Dr.L:「十年も前ならきっと大丈夫!」(←私もそう思う)


貯血は、血液がきちんと出ているか、流速はどうか
そういったことをDr.Lと看護師さん、ふたり体制で確認しながら行います。
血液が流れ出ていっている感覚はまったくありません。


Dr.L:「ちょっと(溜まるのが)遅めかな~。お手伝いしましょうかね」
Dr.Lが針を動かして、最適な流速が得られる角度を見つけます。
これらの作業は、横になっている私からは見えません。針の太さも、溜まっていく血液も見えません。


看護師さんが「はい、今200超えましたー」「380ml、ラストスパート!」みたいに気持ちを盛り上げてくれてオモシロイ。
Dr.Lと看護師さんが、ラストスパートって代々木競技場? あの渋谷にある体育館?
ていうかそれ、国立競技場じゃない? みたいなおしゃべりに花をさかせています。オモシロイ。


そんなこんなで大丈夫でした。所要時間10~15分ってとこ。無事400ml採り終えました~!!
いやー本当にフルマラソン完走した気がしました。やればできるじゃん、私☆って。強くなったなぁって。



<異変は突然に>
針を抜く時、ほんのちょっと痛みが走りました。寝たままの状態でしばらく休憩。

Dr.Lに「気分どうですかぁ?」と聞かれ、「だいじょーぶです」って答えました。

看護師さんが「じゃぁ血圧測りましょうね」と、左腕に血圧計を取り付けていた頃です。
採血終了後、2分ってとこでしょうか。なんだか気分が……ワルイ


「あー、やっぱりきたかぁ」と思った瞬間、Dr.Lから「今ご気分どうですか?」と聞かれ
やっとのことで「ちょっと気持ち悪いです」と伝えました。


完全に横になった状態だったので、意識を失うことはありませんでしたが
耳は遠くなるし、目の前も暗い。そして吐き気と腹痛が。冷や汗も出てきて寒い。

でも、Dr.Lも看護師さんもいる場所でのできごとです。いつもとは安心感が違います。
適切な処置が無駄のない動きでなされていきます。


看護師さんとDr.Lとの「担当の先生だれ?」「えーっと、Dr.A……?」みたいな会話が聞こえてきます。
そして「担当医はDr.Aですよね?」って聞かれたけど、声がちゃんと出ません。病人みたい。
しかもDr.Aって呼ぶのに慣れすぎて(笑)、さらにほとんど頭がまわらない状態だったので
本名を聞いた時「あぁ、そんな名前だっけ」とか思ってました。やばいです。


数分ごとに血圧を測ってもらいましたが、上が60とか脈が40とか聞こえたような。

Dr.Lと看護師さんに見守られ、そのまま30分ほど休んだところで
ようやく気持ち悪さが消えて、ちゃんと話せるようになりました。
この状態になっちゃえば、もう大丈夫なことは経験上分かっています。
(私は慣れっこなんですが、おふたりはとーっても心配していました ^ ^;)


立ち上がっても平気でしたが、パンツ(下着じゃないほうね)が冷や汗で湿って寒い。
処置室を出たら、待っていた方がじっとこちらを見つめていました。
お待たせしちゃったかな?? それとも青白い顔していた? いやマスクしてたからうまくごまかせていたはず。


あともう1回。まぁ、また同じことになるでしょう。覚悟はしてます。完全に寝た状態でコレでは、もう防ぎようないし。
でも、ありがたいことに400mlは確保した☆



全所要時間:約1時間30分(!)
お会計:1,710円

最難関!? きょーふの自己血輸血~その前に~

リュープリンを3回注射した(4回目注射中)にも関わらず、小さくはなってくれなかった私の筋腫。
腹腔鏡でも出血が予想されるため、自己血を800ml貯血する運びとなりました。


さて困った。
私はたいていのことならこなせる自信がある器用貧乏なのですが、どーにもならない弱点が。
ずばり、痛みと出血にとっても弱いのです。


※ ※ ※ ※ ※

ことの始まりは中学時代。忘れもしません。美術の授業中でした。
学校で飼っていたヤギを美術室に放し、その塑像を製作していた私たち。
なんとなく具合が悪い気がするけれど、具体的にどこが痛いとかではない。
うまく表現できないヘンテコな感覚がありました。


と、ちょっとボケっとしていたら、ヤギが私の机にぶら下がっていたビニール袋に食いついてきました。
(先生から、ヤギが食べちゃうから物をかけておいてはいけませんって言われてたのに)

「これをヤギが食べたら死んじゃう!
“ヤギを死なせるなんて!”って学校中から非難されるなんてごめんだわ(私はヤギが好きではない)」

私はヤギと格闘(正確にはヤギが噛んでいたビニール袋を引っ張った)の末、打ち勝ちました。
その数分後、私は倒れて(意識喪失)、友達に抱きかかえられて目を覚ましたのでした。


※ ※ ※ ※ ※

えーっと、ヤギはあんまり関係ないです。すみません。
何が言いたいかというと、なんだかこの日を境に
腹痛だったり痛みを伴う出血があると、意識を失って倒れたり
顔面蒼白、冷や汗タラタラの脳貧血状態になることが起きるようになりました(頻度は1年に1度あるかないか)。


献血(200mlもダメ。以来やってません)に生理痛(最近はまったくなし)、嘔吐を伴う風邪・飲みすぎ(^ ^;)
包丁で深めに指を切ったり、と原因がはっきりしている場合もあれば
それまでまったく普通に過ごしていたのに、急激に気分が悪くなって倒れることもありました。


2度ほど救急車のお世話になってしまい、ホルター心電図検査(24h心電図を記録します)も受けました。
でも病気じゃないんです。
とある搬送先のDr.は私の主訴を聞くなり「自律神経が弱い」とおっしゃいました。


優秀です、このDr.(なぜかエラそう)。

前置きがものっすごく長くなりましたが、私は血管迷走神経反射(外部サイトへとびます)というものが起きやすい体質です。

血管迷走神経反射は、出血や痛みが起きると、体の生命維持反応がやや過剰に働いてしまい
「脈が弱まる→血流が抑えられる→脳に血が行かなくなる→意識を失う」という一連の反射を引き起こします。
よく間違われますが、鉄欠乏性貧血ではありません。

でもまぁ数十秒もすれば意識は戻りますし、しばらく横になって休んでいればウソみたいに回復します。

一番最近だと昨年。
あろうことか、国際線の機内で倒れました。
CAの呼びかけで意識を取り戻し、「お客様の中でDr.の方はいらっしゃいますか~」と
ドラマさながらのシチュエーションに、具合悪いながらも恥ずかしい思いをしました。
Dr.が3名も集結してくれたことには、感謝してもしきれません m(・∇・)m

2012年11月22日木曜日

いばらの道(2)

今回の診察を受けてみて思いました。
麻酔から覚めたら「開腹に切り替えました」って言われる確率も結構高いなぁと。


Dr.Aは実力も実績もあるDr.だと聞いていますし、実際その通りだと私も感じています。

余談ですが、私が手術前検査を受けるため、院内のあちこちを回っている間
母には産婦人科の受付前で待ってもらっていました。
その間に来た初診患者さんのほとんどが「Dr.Aでお願いします」と告げていたそうです。


そんなDr.Aが、開腹の可能性についてあれだけ念入りに説明してくれたわけです。

きっと「腹腔鏡は難しいです。開腹でいきましょう」と言ってしまえば、すっきりすんでしまう話なんだと思います。
“途中で開腹に切り替える”という選択は
私にとってもですが、Dr.Aにとっても、ちょっと苦い決断になるはずだから。


私の希望とか、双方が抱えるリスクとか、やっかいな事ぜーんぶひっくるめて判断した結果
「腹腔鏡でやってみましょう」と言ってくれたDr.Aはやっぱり素晴らしいDr.だと思うんです。

無駄になってしまうかもしれないけれど、今でき得るすべての対策(リュープリン4回目、自己血輸血2回)を講じて
万全の体制で腹腔鏡手術に臨もうとしてくれている、そんな気概が感じられましたから――。


診察後、腹腔鏡と開腹という言葉がぐるぐるまわって、いろんな状況をあれやこれやと考えあぐねていました。
でも決めました。
「腹腔鏡で終えられたら“ラッキー”くらいに考えよう」と(いえ、またウジウジするでしょうけど)。


……たまにはマジメに終わろうと思ったのですが、やっぱりなんだか恥ずかしいなぁ(○´ω`○)ゞ

手術までのスケジュールは、以下のように変更になりました。何だか先が長い。
<11月下旬①>診察・リュープリン4回目・手術前検査

<11月下旬②>自己血輸血1回目(400ml)
<12月上旬>自己血輸血2回目(400ml)、必要があれば診察
<12月中旬>手術(腹腔鏡予定・あくまで予定)

いばらの道(1)

2012年11月20日(火)【2】

②Dr.Aからの説明の続き(Dr.A劇場始まります)

Dr.A:「いやー小さくなると思ったんだけどねー。この大きさで腹腔鏡はやっぱり大変です
どうしても視野も稼働域も限られるから。
それに時間(2hを予定)がかかるから、出血も多くなるしね。

だから、もしもの時は開腹に移行します。まぁ今まで一例もないんだけど(←さり気なく)。
僕、けっこうギリギリまで攻めちゃうから、気をつけなきゃって思ってるんです(←えっと、なんの話だろ?)。
だから、リスクの手前で判断するようにしようと思います(←なるほど、そういうことか)。

まだ若いから、傷もあるし、回復も早いから、できれば腹腔鏡でやってあげたいけど
でも、開腹に移行する可能性はあります。そこは了承しておいてください」

ということなんですね……。

Dr.A:「あと、どれだけ効果があるかは分からないけど、もう一回だけリュープリン注射しよう
(↑どーりで。今日の予定表に“予約注射”があって?だった)

でもって、予約を追加したから、自己血輸血も2回しよう。
1回目と2回目が近い(間があいていない)から、鉄剤今日から飲んで(←フェロミア処方してもらう)。
(自己血の)1回目は他院でオペしてるけど、2回目はここにいるから、なんか話したいことあったら呼び出して。

この後は、リュープリン注射して、入院の説明受けて、手術前の検査してね(←やっぱ今日やるのか)。

はーい、じゃぁ気をつけて帰ってねー」

盛りだくさん過ぎてついていくのが大変。私はお腹がいっぱいです。多分、言われたことはこれで全部。
途中から母はいなくても平気だったような気が。
そしてDr.Aがしゃべり倒して、私は「はーい」「分かりました」「お願いします」しか発しなかった気がする (Θ_Θ;)

※ ※ ※ ※ ※

③自己血輸血の説明→後日、2回に分けて400mlずつ貯血(計800ml)
④入院の説明→北病棟の大部屋予定
⑤リュープリン注射4回目→左腕に。痛くなかった。風邪で感覚が鈍ってるのかも
⑥手術前検査→心電図、胸部レントゲン、採血(5ml×5本)。早歩きで40分弱で終わらせた

締めて3時間半(MRIの上がり時間を含む)。
そしてお会計は……19,580円。カードって本当に素晴らしいですね。

※ ※ ※ ※ ※

ここにきて雲ゆきが……。前途多難っていう表現がぴったり。

ここまでお読みいただいた方(最近、少なからず読んでいただいている方がいることが判明)、ありがとうございます。
次のエントリーも併せてお読みいただけますと幸いです。

2012年11月20日火曜日

MRI間違ってるんじゃ……?

2012年11月20日(火)【1】

昨晩まであまり体調が良くなかったけれど、朝起きたら結構いい感じに回復してました。
というわけで川崎病院へ。

①MRI
横浜市民病院でMRIを一度受けていますが、川崎病院では初めて。
違うな~と感じたこと↓
横浜では入室前に空港のセキュリティチェックのような金属探知があったけど
川崎は「じゃぁ横になってくださいね」と、チェックなし。ちょっと不安になる。問題ありませんでしたが。

横浜は「息を止めてください」という指示が途中ではいったけれど
川崎は何も指示がないまま終了。時間は30分ほどでした。

磁気の力か、MRIって患部(私は腹部)が温かくなる気がする。


②Dr.Aから手術説明
えー、Dr.A短髪バージョンでした。そして腕が日焼けしてちょっと皮がむけてた。
くだらなくてごめんなさい。ちょうど私の目線の先にあったもので、なんとはなしに目についてしまったので。

今日は母と一緒に、MRIの結果+手術説明を聞きます。

Dr.A:「じゃぁ今日撮ったMRI見ましょう」

私:(心の中で)「え? コレ横浜で撮ったMRIと間違えてるんじゃない?

Dr.A:「うーん。あんまり変わってないんだよね(苦笑)。ほら、ここに今日の日付が入ってるでしょ?」

私:「全然変わってないですね。(っていうか日付って、私の心の中読んだのかDr.A!?)」

手術受けようかどうか、どうにもすっぱり踏みきれずにいた私ですが、今回のMRIを見て悟りました。
これは受けるべき。

私に限った結果論になりますが、リュープリンの効果はまったくと言っていいほどありませんでした。
3月に撮ったMRIの画像と全然変わってなかった。
前回は笑ってしまう感じの驚愕だったけど、今回は、さすがにちょっと堪えた(´Д⊂ヽ

2012年11月19日月曜日

救急医療センターへ

基本的なスタンスとして、風邪は自分(の免疫システム)で治すものだと思ってます。
なので、ここ数十年間、内科にはかかってませんでした。しかし……

金曜日以降ずっと寝ていたのですが、どうもスッキリしません。
(インフルエンザだと困るので、市販の風邪薬も飲まず)
そんなこんなで日曜の夜になり、もう一度熱を測ってみたところ……まさかの38℃超え。

フラフラしないので、平気だと高をくくっていたのがまずかった。
平熱は高いほうではないので、「これはひょっとして」とさすがに心配に。
月曜は早朝から忙しくなってしまうので、文字どおり重い腰を上げて救急医療センターへ行ってきました。

症状は普通の風邪ですが熱が高かったので、念のためインフルエンザ検査をすることになった。

実はインフルエンザ検査を受けるのは初めて(ずっと病院を避けてきたから当然だけど)。
痛みはないけど、あんまり受けたくないですね、アレ。涙がでたよ。

陰性でした。ていうか、予防接種してるわけだしね。
でもね、ただの風邪でこんなに熱がでるとは。完全に弱ってるわ、私。

お薬を1日分処方してもらいましたが、やっぱり休まないと良くはならない。
明日はMRIと(婦人科の)診察だけど、こんな状態で行けるのか。゜゜(´□`。)°゜
咳がでるけど、MRIの画像ぶれたりしないかな?? Dr.Aとちゃんと話できるかな??

早めに寝ることにしましょう。

2012年11月17日土曜日

こりゃ風邪だ

ボジョレー解禁にお祭り騒ぎする気力はもうありません。
けれども、飲まずに素通りするのもちと寂しい。
というわけで、15日にワインバー(行きつけ)で心ゆくまで堪能……。

夜更けにほろ酔い加減で、約5kmの道のりをとぼとぼ歩いたのが悪かったのかどうかは分かりませんが
のどがイガイガするし、体の節々が痛いなーと感じたのが昨日の話。
ばっちり風邪をひいた模様です。やってしまった<(; ^ ー^)

熱はないけれど、のどが痛い。声が低い。咳が時々。
病院に行こうかとも思ったけれど、家でおとなしく寝てました。

そんな中、新たな発見が。
風邪っぴき中はホットフラッシュが全然ない
きっと体がそれどころじゃないんだろうなー。

※ ※ ※ ※ ※

先日、入院&手術のことを(直属の)上司に報告したわけですが
上司から「社長以下、上司の上司、総務など関係各所へ連絡したよ」とメールが。

外堀を埋められたような、背中を押されたような気分。
「そういうことなら、手術してもいいかな……」と、周りに流されまくっている私がいる。

自分の体調のことも心配だったけど
仕事のことや周囲に迷惑をかけることもどこかで引っかかっていたってことかな。
でも、ちゃんとDr.Aと話はしてこようと思っています。

火曜日、までにこの風邪はよくなるか……。

2012年11月11日日曜日

上司に予告報告

相変わらず、手術を受けようかどうしようか迷っている……
けれども時間は人を待ってはくれません。そして仕事も。

手術予定日まで残すところ約1カ月になったため、上司に予告報告することにしました。

まずはメールで概要を説明。
でもさすがに文面だけでは不十分なので、個別に話す時間を取ってもらいました。

上司には「手術するかもしれません。その場合●日くらいお休みしたいです」と伝え
詳しい病名も、婦人科系の病気であることも明かしませんでした。
上司は男性なこともあり、「あんまり深く聞いてはマズイ」と思っていた様子でした。

手術日は決まっていますが、入院期間やいつ頃退院できるのかは、まだDr.Aとは話していません。
そこは手術を体験された方のブログなどを参考にして、上司にはだいたいの目安を話しました。
人それぞれなのは承知ですが、体験記は本当に役に立ちます。

普段からほとんど休むことがないので、上司はびっくりしていました。
そして、予感はしていましたが「肝臓悪くしたの?」って聞かれた (;^ω^A
なぜか酒豪のレッテルを貼られている……。たまには飲みますけど。そしてごくたまに飲んだくれてますけど。

あくまで、「手術しないかもしれない」という選択肢も残した報告でした。
けれども上司に言ったことで、「ちゃんと考えなきゃいけないし、Dr.Aとも腹を割ってはなさなきゃなぁ」と
気持ちの整理が少しだけついたので、ちょっと前進した気がしました。

※ ※ ※ ※ ※

リュープリン3回目から約2週間。
副作用は相変わらずのホットフラッシュ。2回目以降と比べ、ひどくなっている感じはないです
不正出血はまーったくありません。
以前の周期だとそろそろ排卵期ですが、そんな気配も全然ないです。
(基礎体温も一定のまま。変化がなくて計りがいがないので、さぼりまくり)

筋腫は小さくなっている感はあるけれど、仰向けになるとやっぱりまだ大きいかも、って感じです。

2012年11月7日水曜日

インフルエンザ予防接種した

リュープリン3回目から1週間が経過。

先週、看護師さんにインフルエンザの予防接種をしてもいいか確認したところ
「大丈夫です」
ということだったので、本日接種してきました。

やっぱり注射が痛くないわけありません。細いとはいえ、針を刺すんですからね。

リュープリンの副作用は、ホットフラッシュのみ。
(頭が痛いとか、気持ち悪いとか、眠いとか、なくなった)
私の場合、首の裏から背中全域が瞬間的に熱くなります。でも、だらだら汗が出ることはないです。
ちょっと慣れてきたのかな? それとも、これからもっとすごいのがくるのかな?

※ ※ ※ ※ ※

注:以下、子宮筋腫治療とは全く関係ない内容です

突然ですが、世の中には医療系マンガ・ドラマがあふれています。
そこでふと、私の記憶に残るDr.たち(フィクション)をまとめてみようと思いたちました。
題して「私を通り過ぎたDr.たち」。

孤高の天才外科医。顔も美形なんです
ブラック・ジャックfromブラック・ジャック

最初の出会いは、まだ小学校に上がっていなかったのでは(恐ろしいことに)?
祖母の家に全巻そろっていたこと、父親が大の手塚ファンだったこともあり
手を出してしまったが最後、とりこです。ブラック・ジャック先生、かっこいー。
すっかりBJの魅力にやられ、「将来は外科医になりたい」とまで思っていました。おかしな子です。

幼少期の記憶は長く残っているもので
「あの回はこんな患者がきて、こんなストーリーだった」みたいなこと、だいたい覚えています。
婦人科系の病気エピソードとしては、ぴのこが誕生する「奇形嚢腫」
そしてBJの医学生時代の淡い恋物語が描かれた「如月先生」の話がありますね。
ママのお腹の子を治療のために処置しようとするBJに
男の子が睡眠薬を飲ませてしまってさぁ大変! みたいな話もあったっけ。

影を背負う医者
司馬江太郎(織田裕二)from振り返れば奴がいる

カンチも青島もあんまりピンとこないんですが、この司馬はめっちゃカッコ良かった。
製薬会社にお金用意させたり、新人女性Dr.にすごんでみたり、主任Dr.を退職に追い込んだり
ワルいDr.に見えますが、患者のことはすごく考えているし、昔はいいヤツだったんです。
人が変わってしまったのには、深く悲しい理由が潜んでいて憎めない。ダークヒーロー。
「ワルいのってステキ」って思う年頃は過ぎましたが、やっぱりかっこいいのです、司馬は。
この時の松下由樹もすごーくステキ!

診察中、心拍数あがりっぱなしだろうな
入江直樹fromイタズラなkiss

一見「ん? 入江君て美形なの?」って思いました。ちょっと爬虫類っぽい顔だし。
ところがどっこい、読み進めていくうちに、入江君がかっこよく見えてくる不思議。
並み居る美女に見向きもせず琴子ちゃんひと筋。
高校時代から変わらないクールで意地悪なところも、イケメン度アップにひと役かってますね。
優しいだけじゃつまらないですからー(思いっきり主観)。

←こんな夜更けに何をやっているんでしょうね。