2012年4月25日(水)【1】
午前9時。外来診察が始まる時間です。
「なんか空いてるな~」と思ったら、この曜日に診察を担当する超有名医師、Dr.Rがお休みだった模様。
だから患者さんが少なかったのね。
この日、初診を担当するDr.は2名。どちらも男性名。
「あっち? それともこっち?」と診察室を交互に見ながら過ごしていると、30分ほどで呼ばれました。
Dr.A:「大きいね」
小心者なので、おそるおそる診察室へ入った私に、Dr.Aは開口一番こうおっしゃいました。
私は身長が平均以下なので、「何が大きいのだ?」とよく分かりません。
でも、Dr.が眺めているPC画面を見てやっと理解しました。私のMRIが映し出されていたのです。
Dr.A:「いやー、僕に当たって良かったね~。
(キョロキョロしながら)他の先生はこれ、腹腔鏡でやるって言わないよー」
自分のMRIにも衝撃を受けましたが、このDr.Aもかなりの衝撃度。
何なんでしょう、この自信は……。見た目は若そうだけど……。そしてこのノリと口調は……。
脳が?マークで占拠され、頭の回転が鈍る私をよそに、診療はDr.Aのペースで進みます。
Dr.A:「でも、このままじゃ手術できないから、ホルモン注射をします。3回。
1回打っても生理は止まらないけど、2回打ったら止まるかな? 3回目くらいにほてりとか感じるかも」
Dr.Aのペースについていくのは結構大変でした。が、「8月に手術をしたい」ということを伝えたところ
Dr.A:「うちの都合で悪いけど、8月混んでるんだよね~。
それと、手術日を決めるには僕の上司、婦人科の部長と話してもらわなきゃいけないの」
目まぐるしく決められていく治療スケジュール。まとめると、こんな感じ。
①8月手術を目標に注射のスケジュールを考えると、5月初旬に婦人科部長面談と注射1回目
②4週間ごとに計3回ホルモン注射
③6月に家族への手術説明
④7月下旬~8月上旬に手術。もしも8月がムリならば9月にする
(この場合、ホルモン注射を無駄に打たないため注射開始は6月からにする)
AYAKOさん、こんにちは。
返信削除いきなりこんな中途半端なところにコメントでごめんなさい。
ふと、AYAKOさんのブログをじっくり読もうと「川崎病院」カテゴリーを読み始めたら、
Dr.Aの衝撃的な発言に、思わずコメントしたくなりました。
ものすごいキャラ濃いですね。もうびっくり!
入院中に1度だけ会ったことありますが、ここまで強烈キャラだったとは・・・。
見た目通りっちゃ、見た目通りですが。
いきなり変なコメントですいません。
RAYさん、コメントありがとうございます!
削除じっくり読んでいただくなんて、こんなブログで恐縮です(>y<;)
驚きますよね……。でも、↑原文ママです(笑)
病院選びの本を読むと
“「自分にしかこの手術はできない」という医者は避けたほうが無難”
みたいなこと書いてありますよね?
瞬時にそれが思い出されました。
「あの、思いっきり当てはまってますけど……!?」って(゚ω゚○)
言葉だけではなく、本当に実績も技術もあるDr.だということなので
今となってはその自信も清々しい気もしますが
当時はそんなこと全然知りませんでしたから。
なので、RAYさんがDr.Aの姿をご覧になった時に感じられた衝撃も
すんごい良く分かります(笑)