2013年2月3日日曜日

腹腔鏡と炭酸ガスと痛みとアルコール

腹腔鏡手術では、お腹を膨らませて手術器具を動かすスペースを確保します。
その時に使われるのが「炭酸ガス」です。

術後、この炭酸ガスが体内にたまってしまうことにより、肩や横隔膜に痛みがでることがあります
私の場合、この痛みはほぼゼロでした。その理由、なんとなく分かるんです。


遡ること十数年前――。といえば、ちょうどお酒を飲み始めたころ。
(一体何の話でしょうかね。まぁ、辛抱して聞いて……いただく価値はないような気もする)
当時、私が好んで飲んでいたのは、甘いサワーや梅酒でした(ふふ、あまっちょろい)。
たまーにビールをジョッキで数杯飲んでいたんですが、そうすると必ずある現象が。

はい、そうなんです。肩というか鎖骨のあたりが、きしむように痛くなったものでした。
笑ったりすると、その振動が響いて痛いんですねー(>_<。)
我慢できないほど激痛ではないのですが、不快には違いありません。

経験を重ねた結果、ビールを控えれば痛みの発生を抑えられるという事実につきあたり
しばらくはビール(サワー系炭酸アルコールも)を(ちょっぴり)控えていました。

そして、「きっとこの痛みは、炭酸が影響しているからに違いない」と踏んでいました。


まぁ、そんなこんなで数年経ったら、体が炭酸に慣れたらしく(!?)
ビールをジョッキでいくら飲もうが、肩に痛みがでることはなくなったのです。
そして、術後にも炭酸ガスによる痛みは出なかった……。

ウソみたいだけど、あり得ない話じゃないと思います、コレ。
飲んだくれも非難されることばっかじゃあないんですねー(ちょっと正当化)。

ちなみに、もしも術後に炭酸ガスによる痛みがでた場合、対処法は「湿布」だそうです。
効くのかな~? いや、信じる気持、大切です(゚ー゚☆

※ ※ ※ ※ ※

今週、手術を受けられる方がいらっしゃるので、ちょっと役に立ちそうな話を考えて書いてみたのですが
……今からじゃ対処できませんよね、↑これは。
もっと適切なアドバイスはと言えば、やっぱり我慢せず看護師さんに相談するのが一番だと思います!!
炭酸の痛みだけじゃなく、「なんか(体調が)怪しいなぁ~」と思ったら、早めに頼っちゃうのが正解です。
写真はイメージです。

14 件のコメント:

  1. あまっちょろい梅酒が大好きです(笑)
    ビールそんなに飲まないから、炭酸ガスの痛み味わうのかな?
    今からドキドキです(笑)

    術前検査の結果聞くついでに
    術後が不安って愚痴ったら医者から
    「神経質にならないように。」って怒られちゃいました(苦笑)

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    1. 術後、心配ですよね。私もそれで手術を躊躇してました。

      でも、痛みや吐き気は薬でコントロールできますし
      看護師さんもどんな痛みや症状が想定されるか
      きちんと理解した上で看護してくれます(プロですからね)!

      ですから、「きっと私は平気なはず」くらいの気持ちで
      手術に臨んでいただけるといいなぁ、と思います。
      術後の経過ほど人それぞれなものはない、と感じたので(^ ^)

      手術、うまくいきますよ。きっと☆

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    2. ガスによる痛み全くありませんでした!苦笑。
      ただ、寝すぎて肩が痛く、結局湿布貰いました。

      手術も無事終了して、自己血も使わずです(¯―¯٥)
      自己血、もったいないですね。

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    3. satoさん、まだ入院中ですよね!?
      そんな中、コメントありがとうございます!!

      手術が無事終わったようで、私も安心しました~。
      そして文面から察するに、結構元気そうな感じですね(*'-^)-☆
      自己血も使わなかったとのことですから
      satoさんの執刀医も、かなりのスゴ腕!

      自己血、返してもらえたりしないのでしょうか?

      このまま順調に退院されますように!

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    4. 本日退院しました(^o^)/

      入院中ってほんとヒマですよね、、、
      私みたいな人間はほぼ居なかった(妊婦さんの緊急入院が多い・・・)ので場違いでした。

      その自己血使わなかったっていう話ですが、
      私の敵は元々そんなのに大きくないので(元々約7cmでホルモン注射で5cmまで小さくなった!)からかな、と。
      出血がなかったおかげで敵を全て退治してくれました!
      (出血がひどかったらどうなっていたことやら、と今思うとゾッとしますが^^;)

      傷は2つで下の傷はキワドイ水着(!)を着なきゃ見えないようです。

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    5. satoさん、お帰りなさい!
      早速のコメントうれしいです♪

      すべて退治ということは、全部採りきったんですか!?
      良かったですね~(TωT)

      しかし、出血がひどい場合とそうじゃない場合と
      分かれ道はどこにあるのでしょうか? 場所なのかな?

      傷は2つというのもすごい。私おへそも入れると4つですよ。
      ふふ、きわどい水着。いいじゃないですか~(^ ^)

      お元気そうですが、油断は禁物です。
      しばらくはお大事になさってくださいね☆⌒(oゝω・`o)

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  2. おもしろーい。確かに一理あるハナシですね。

    腹腔鏡はおなかを切るのも少しでいいし、入院期間も短いのがステキですが、
    小さな穴からオペを行う上で色々と大変なんですねー。
    炭酸ガスで肩に痛みがあるなんて、素人には想像もつかないですし。

    お腹をズバっと切られた私はただただ傷の痛みでした。

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    1. RAYさん、よく分からないブログに
      いつも温かくコメントしていただいて、ありがとうございますヾ(。・ω・。)

      「肩とか痛くなるかもよ」と術後に看護師さんから言われた時
      ピーンときました。「もしかして、あの痛み!?」って(笑)

      後日、手術説明のプリントを読み返したら
      ちゃんと「炭酸ガス」って書かれていたので
      コレはあながち間違いじゃないかもなぁと思いましたよ。

      腹腔鏡(私!?)は傷の痛み、ほとんどありませんでした。
      すごい手術ですよ、ホントに。Dr.は大変なんでしょうけど(^ ^;)

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  3. こんにちは。
    私も術後の炭酸ガスの痛みはほぼ無かったです。
    手術前の説明でも炭酸ガスの影響で肩に痛みが出る場合があるけど、自然に抜けると言われたので、「肩??」と思いながら聞いていました。

    私も生ビールを日頃から飲んでいた成果?!が出たようです。炭酸飲料も大好きなんです。
    お互い飲んだくれも役立つことあるんですね(;'∀')


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    1. RINさんもお飲みになる方なんですね♪
      では、いつかご一緒しましょう( ^_^)/□☆□\(^_^ )

      最近、気付いたんですが
      私、自分の手術がどんなふうに行われるのか
      腹腔鏡手術についての詳細を教えてもらうことがなかったのです。
      そういった説明もあるんですね~。ちっとうらやましい。

      手術説明時のDr.Aは、開腹の可能性しか話してくれなかった(^ ^;)
      腹腔鏡については「プリントに書いてあるから」みたいな。
      今思えば、ホントにギリギリの状況だったようです。

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  4. あぁ私、痛みが出た張本人です><
    脇腹と首から肩にかけて、きしむように痛かった~!
    そして、湿布は単なる対処法でしかなく(笑)
    気は心と思って貼ってましたけど、全く改善されなかったなぁ。

    ん?おかしいなぁ。ビールも炭酸飲料も好きなんだけど☆

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    1. 私もまったく痛みがゼロだったわけではなく
      「あれ、ちょっとあやしい気配が……」って感じでしたよ。
      結局やり過ごせましたが(^ ^)
      それだけ多量の炭酸ガスを使うってことなんでしょうね、腹腔鏡は。

      対処法の湿布については、看護師さんも
      「湿布なんだけどね(効果はね……)」みたいな
      含みを持たせた感じの言い方でした~。

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  5. このタイトルって「酒と涙と男と女」に思えて仕方ない(笑)
    今更しつこいコメントで失礼!

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    1. ヤバいです。
      コメントをくださる皆さんのセンスがすばらしすぎて
      笑いが止まりません(´∀`*)

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